dynabook CZ/HVは2022年3月発売の15.6型ノート
- インテル第12世代CPUを搭載
- ディスプレイは4K(UHD)
- グラボは内蔵GPU(Iris Xe グラフィックス)
という特徴があります。
一般ユーザー向け、クリエイター向けPCというポジションになるでしょうか。dynabookのこの新モデル。店頭ではdynabook Cシリーズとして販売されていますが、WebモデルではCZシリーズになります。
とにかくインテル第12世代CPUの性能の高さに期待が集まるPCです。
スペック概要
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i5-1240P、Core i7-1260P
メモリ: 16GB (8GBx2) DDR5-4800 最大32GB
ストレージ: SSD 512GB、SSD 512GB + HDD 1TB
ディスプレイ: 15.6インチ UHD(3840×2160)、非光沢
USBポート: USB-C x1、USB-A x3
インターフェイス: SDカード、有線LAN、HDMI、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
Webカメラ: 200万画素
顔認証あり、指紋認証なし
重量: 1.80kg
CPUはCore i5-1240PとCore i7-1260Pの2択。どちらも12コア16スレッドの最新モデルで、高い性能と省電力を両立させたCPUになります。
Core i5を選択してもメモリが16GBあるというのが良い点です。
dynabookはこういう所の融通が効かずいつまでも「Core i5にはメモリ8GB」のまま押し通すというイメージがありましたが、今回はちゃんとメモリ16GBに対応してくれました。
これにより画像編集(RAW現像)など負荷の高い作業にも使えるPCになっています。
CPUのベンチマークはまだサンプル数が少ないので信頼度は低いですが、Core i5-1240Pでもご覧のとおり。
Core i7-11800HやRyzen 7 5800Hと同等クラスの性能が期待されます。本機なら無理にCore i7-1260Pにする必要はなく、Core i5-1240Pでも十分かなと思います。
Core i5、メモリ16GB、SSD512GB、4K液晶という構成で15.3万円(税込、送料込)
最新モデルでこの価格ならまずまず納得プライスでしょう。
オプションでMicrosoft Officeを付けることもできます。
その他の特徴
◆USBポート
USBポートは4つありますが、USB-Cが1つなのはちょっと残念。できれば2つ欲しかったです。USB-CはThunderboltではありませんが、PD対応、映像出力対応です。
◆SDカード、有線LAN
フルサイズのSDカードスロットと有線LANポートがあるのは良い点です。
◆ディスプレイ
ディスプレイは4Kですが、縦横比は16:9です。流行りの16:10が良かったなと思う人は少なくないはず。輝度や色域などの情報は不明です。ただdynabookはまずまず質の高い液晶を使っているので本機も大丈夫かと思います。
◆Webカメラ
Webカメラは200万画素(1080p)あります。通常は100万画素(720p)なのでそれよりも解像度は良いです。また顔認証も付いています。
◆グラボなし
このスペックならRTX 3050くらいの安いグラボを搭載してくれていてもいいかなと思いました。それなら動画編集もより快適になりますし、軽くゲームも楽しめたはずなのでそこがちょっとだけ残念な点です。
まとめ
- 待ちに待ったインテル第12世代
- Core i5-1240P、4K液晶で15.3万
- インターフェイスもまずまず
- グラボ搭載モデルがあっても良かった
画像編集(RAW現像)にも使える高性能CPUと、4Kディスプレイが魅力です。
dynabook(元日本メーカー)なのでキーボード関係がしっかりしているのも安心できます。
あとdynabookは無料会員になるだけで大幅割引になります。
必ず会員になって購入しましょう。