2022年のゲーミングノート、クリエイター向けノートで鉄板構成と言えるのが
CPU: 第12世代インテルのHシリーズ
グラボ: GeForce RTX 3060
という組み合わせです。
まずCPUはCore i7-12700HやCore i5-12500Hが強いです。Ryzenよりもインテルを選びましょう。
それにグラボはミドルスペックのRTX 3060。幅広いゲームを楽しむのに向いています。
さらに最近はゲームだけではなく、画像編集や動画編集にも適した機種がそろっています。
有力な3機種を表にまとめてみました。
Legion 570i | OMEN 16 | DELL G15 | |
CPU | Core i7-12700H | Core i5-12500H | Core i7-12700H |
グラフィックス | RTX 3060 140W | RTX 3060 130W | RTX 3060 130W |
解像度 | 2560x1440 | 1920x1080 | 1920x1080 |
sRGB | 100% | 100% | 100% |
リフレッシュレート | 165Hz | 144Hz | 165Hz |
Thunderbolt | 1つ | 2つ | 1つ |
有線LAN | あり | あり | あり |
SDカードスロット | なし | あり | なし |
重量 | 2.4kg | 2.41kg | 2.52~2.67kg |
価格 | 18.7万 | 18.8万 | 18.7万 |
Legion 570i(レギオン)はLenovo
OMEN 16 (オーメン)はHP
そしてDELL G15
この3機種です。
価格はほとんど同じ。18.7~18.8万円(税込、送料込)
ディスプレイの色域はsRGBカバー率100%でどれも優秀です。
これぐらい出せば、かなり高性能なノートPCが買えるということですね。
Legionが優位なのは、
・RTX 3060の最大グラフィックスパワー140W
・解像度
の2点。
OMENが優位なのは
・Thunderbolt端子の数
・SDカードスロットあり
の2点。
DELL G15が優位な点は残念ながらありません。今後の値下がりに期待します。
DELLには上位機種にAlienwareというガチなゲーミングノートがありますが、それだと最低でも24万します。今回の比較条件には合わないということで除外しました。
この価格帯で単純に比較するとLegionが良さそうです。
HP OMENもSDカードスロット付きというクリエイターにはうれしい加算ポイントがあります。
候補はこの2つに絞って良いかと思います。
Lenovoのゲーミングノートってあまり知名度ないですが、少しずつ質を高めてきており、2022年の最新モデルは本当に良く出来ています。
Core i7-12700Hの性能をフルに発揮できており文句なしの仕上がり。
PhotoshopやDavinci Resolveといったクリエイターソフトでも過去最高のパフォーマンスでした。
そして熱や音に関してもかなりうまく設計されています。
唯一の欠点はSDカードスロットがない点。しかしUSBポートが5つあるので、拡張性に困ることはないです。
先月実機を使ったレビューをしたので読んでみてください。
【レビュー】Lenovo Legion 570iは万能型PC。ゲームや動画編集用としておすすめ
10月7日時点では納期も早め。絶好の買い時だと思います。
HPのOMENはまだ実機をさわっていないので不明な点もあります。
しかし見た目はとてもスマートで良いですね。
Lenovoが嫌いな人はHPのOMENをおすすめします。
【追記】
グラボ非搭載の薄型ノートでもCore i7-12700Hを搭載して良さそうですが、発熱の問題で性能をフルに発揮できない場合があります。
最近レビューしたASUS Vivobook S 14 OLEDとかはまさにそのパターン。12700Hどころか1260P程度の性能しか出せていませんでした。
Vivobook S 14 OLEDは14型1.6kgで19万するんですよ。
中途半端な軽さと性能に19万出してる場合じゃないです。もう軽さは諦めて、ドーンと2.4kgのゲーミングノートを買ってください。グラボも搭載されているので性能は段違いです。