ミニPCも種類が多くなってどれを買ったらいいか迷うくらいになってきましたね。
筆者が注目しているのはRyzen 7 5800Hを搭載したBeelink SER5 Pro
Ryzen 7 5800H
メモリ 16GB
SSD 1TB
という構成で5.1万円(税込、送料込)という安さです。
◆なぜRyzen 7 5800Hがいいのか?
Intel N100やCore i3-N305は普段使い用のCPUです。
CPU | PassMarkシングル | PassMarkマルチ | 価格 |
Ryzen 7 7735HS | 3399 | 24418 | 7.8 |
Ryzen 7 5800H | 3068 | 21260 | 5.1 |
Ryzen 5 5500U | 2458 | 13194 | 4.1 |
Core i5-11320H | 2957 | 11070 | 4.8 |
Core i3-N305 | 2280 | 10377 | 4.8 |
Intel N100 | 1982 | 5651 | 3.5 |
Ryzen 5 5500Uも悪くないですが、シングルコア性能が低く、これもビジネス利用が限度のCPUです。
画像編集や動画編集などに使いたいなら、もう1つ上のRyzen 7 5800Hくらいまで欲しいところ。
それがRyzen 5 5500UやCore i3-N305とあまり価格差なく買えるわけですから、コスパは非常に良いと言えます。
グラフ横軸が価格。縦軸がPassMarkスコア。直線から上に外れるほどコスパが良いことを示しています。Ryzen 7 5800Hだけ抜けた存在であることがわかります。
◆5800Hは筆者のメインPCでもある
筆者はLenovoのIdeaPad Slim 560 ProというノートPCを使っています。
CPU: Ryzen 7 5800H
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
で10.1万円(税込、送料込)でした。
2021年当時、激安価格でした。
ほぼ同じスペックのミニPCがいまでは半分の5万で買えるわけですから、いかにすごいかわかってもらえるはずです。
と言っても筆者のノートPCは2.5Kの液晶ディスプレイが付いています。
ミニPCは当然ディスプレイを別で用意しないといけないので単純に比較できないのですが、少なくとも合計10万あれば確実に筆者のノートPCよりも上位の環境を構築できるでしょう。
5800Hは安さと性能のバランスがちょうどいいのが長所。
これ以上必要な人は、さらに外付けのグラボを用意した方が良いでしょう。
つまり、ミニPC単体で考えるなら5800Hくらいがベストなのです。
守備範囲は
・画像編集ならけっこう本格的にできる
・動画編集はFHD動画に字幕をつけるぐらいの軽めまでなら可能
ぐらいが目安となります。