LenovoのThinkBook 13x Gen 2は2023年3月発売のノートPC
- 13.3インチ 2.5K液晶、sRGBカバー率100%
- CPUはインテル第12世代
- 1.2kgと軽量
- 厚さが12.9mm(薄くてかっこいい)
- USBポートはUSB4が2つのみ
という特徴があります。
似た機種名でThinkBook 13sがあります。それと間違えないようにしてください。
いま買うなら「13x」がおすすめです。
◆スペック概要
CPU: Core i5-1235U
メモリ: 16GB (8GBx2) LPDDR5-4800MHz
SSD: 512GB
ディスプレイ: 13.3インチ 2560x1600、非光沢、IPS
USBポート: USB4 (Thunderbolt4) x2
インターフェイス: ヘッドフォンジャック
顔認証あり、指紋認証あり
Webカメラ: HD (720p)、プライバシーシャッター
バッテリーライフ: 20.3時間 (JEITA2.0)
サイズ: 296x209x12.9mm
重量: 1.2kg
3月17日時点ではCore i5、メモリ16GBの構成が10.0万円(税込、送料込)で販売されています。
全体のバランスは良いと思います。
第12世代のUプロセッサーは発熱が少ないので、本機のような薄型設計にマッチしています。ちょうどDELLのXPS 13 9315のようなイメージですね。
写真がそのXPS 13 9315。厚さは13.99mmです。
実機を見たときも薄くてかっこいいなと思いましたが、本機はそれより薄い12.9mmです。
公式ストアの写真では伝わりづらいですが、実物を見るとかなりインパクトあるのではないかと思います。
重量は1.20kgなので驚くほどの軽さはないです。
アルミ合金でしっかり作ってあるのと、バッテリーを積んでいるせいでこの重さ。日本人は1.0kg前後を好む傾向がありますが、海外メーカーは1.2kg前後が多いです。
バッテリーライフはJEITA2.0で20.3時間。
実際にはその半分くらいになると予想されますが、それでも10時間以上もちます。
Core i5-1235Uはメモリが8GBだと性能が少し心配ですが、本機はメモリが16GBのデュアルチャネルなので安心です。ネットやワードエクセルくらいの軽い作業ならCore i7-1260Pと差はないでしょう。
軽くて薄くて性能良し。ビジネス用ノートとしてなかなか良いのではないでしょうか。顔認証と指紋認証、両方に対応しているのもポイント高いです。
◆ディスプレイも良い
・13.3インチ
・2560×1600ピクセル (16:10)
・非光沢
・輝度 400nit
・色域 sRGBカバー率 100%
というクリエイター仕様です。
画像編集などで色にこだわりたい人も満足するはずです。
ディスプレイは差が出やすいポイントですが、本機はかなり良いものを搭載しています。
10万を切る価格でこのレベルはほとんど見ないです。
◆インターフェイスが少し弱い
USB4 (Thunderbolt 4)が2つとヘッドフォンジャックのみ。
HDMIやUSB-Aはありません。
電源にUSB-Cが1つ取られるので、常時空いているUSBポートは1つのみとなります。
USBハブを接続して運用することになるでしょう。
◆ThinkBook 13sとの比較
ThinkBoo 13x Gen 2 | ThinkBook 13s Gen 4 | |
CPU | Core i5-1235U | Core i5-1240P |
アスペクト比 | 16:10 | 16:10 |
解像度 | 2560x1600 | 1920x1200 |
輝度 | 400nit | 350nit |
USB-C | USB4 x2 | USB4 x2 |
USB-A | なし | あり |
HDMI | なし | あり |
バッテリー | 20.3時間 | 17.8時間 |
厚み | 12.9mm | 14.9mm |
重量 | 1.20kg | 1.23kg |
価格 | 10.0万 | 11.2万* |
13sは、欠点を最小限に抑えた平均的なモバイルノート。価格は11.2万となっていますが、現在は在庫切れです。
それに対し、今回の13xは
・薄くてかっこいい
・ディスプレイも良い
・バッテリーライフが長い
という長所があり、尖ってます。
3月17日時点では価格も安いので、狙い目です。