ThinkBook 14とThinkBook 15は2020年発売モデル。
発売後にずっと在庫切れが続いたせいであまり知名度は高くないですが、はっきり言うと隠れコスパ最強機です。
Ryzen 5 4500U搭載で6.3万円(税込、送料込)
短納期モデルがあるので今なら2~3営業日で出荷してくれます。
長所をいくつか箇条書きにしてみました。
◆CPUはRyzen 4000シリーズ
Ryzen 5000シリーズのIdeaPadが出てますが、普段使いならRyzen 4000も5000も変わらないです。
◆ディスプレイが良い
輝度300nit、sRGB100%のディスプレイを搭載しています。IdeaPad Slim 550も輝度は300nitありますが、sRGBカバー率が65%と色再現性はそんなに高くありません。
明るく、色もきれいなディスプレイなら、IdeaPadよりもThinkBookです。
ちなみにDELLのInspironは250nit、sRGBカバー率65%です。
◆USBポート4つ
ThinkBookにはUBSポートが4つ付いています(普通は3つ)。
UBS-Cが2つにUSB-Aが2つです。
またフルサイズのSDカードスロットが付いているので、デジカメのSDカードを直接挿してデータを取り込むことができます。
IdeaPadは、USBポートは3つ。フルサイズSDカード。DELLのInspironはUSBポート3つ。14型がmicroSDで15.6型がフルサイズSDです。
◆有線LANポート(RJ-45)
有線LANポートも付いています。
Wi-Fiの調子が悪い環境でも、有線でネットに接続できるので安心です。
大事なWeb会議などで有線があって良かったと思うときがあるかもしれません。
IdeaPadやDELLのInspironには付いていません。
◆まとめ
ThinkBookの良さがわかって頂けたでしょうか。
ここではっきり言っておきたいことは、ベンチマークスコアと価格だけ見てパソコンを比較するのは、あまり筋の良い比較ではないってことです。
CPU性能はすでに十分高くなってきており、普段使いならRyzen 3でもRyzen 5でも変わらないですし、Ryzen 4000シリーズでも5000シリーズでも変わりません。Core i3でもi5でも変わらないのです。
一番差が出やすいのはディスプレイ。
そしてインターフェイス(端子類)、あとはメモリとキーボードでしょうか。
ThinkBookは差が出やすいディスプレイとインターフェイスの2項目で他機種を上回っています。
ThinkBook 14 | IdeaPad Slim 550 | Inspiron 14 5415 | |
CPU | Ryzen 5 4500U | Ryzen 5 5500U | Ryzen 5 5500U |
ディスプレイ輝度 | 300nit | 300nit | 250nit |
色域 sRGBカバー率 | 100% | 65% | 65% |
SDカード | フルサイズSD | フルサイズSD | microSD |
有線LANポート | あり | なし | なし |
価格 | 6.3万 | 6.3万 | 6.5万 |
とは言え、IdeaPadやDELL Inspironとの差は微差です。
ThinkBookが絶対にベストと言えるほどの差ではないですが、抑えるべきポイントを抑えたパソコンであることは間違いないです。
気になる人は詳細をチェックしてみることをおすすめします。