Pentium Gold 7505は2コア4スレッドのCPU。
PassMarkのベンチマークスコアはPentiumとしては5414とけっこう高いです。
グラフにすると以下のとおり。
経験的にこのスコアが2500を下回ると普段使いでもモタつくという感じがあります。
Pentium Gold 7505は5414なので余裕でこの水準をクリア。第10世代のCore i3-10110Uよりも優秀なスコアです。
ネット、動画鑑賞、ワードエクセルといった軽い作業であれば快適にこなしてくれるでしょう。
◆搭載機種
Pentium Gold 7505を搭載しているノートPCはまだ少ないです。当サイトで把握しているのだと2021年11月発売のNEC LAVIE Direct N15(S)くらいでしょうか。
Pentium Gold 7505
メモリ 4GB
SSD 256GB
ディスプレイ 15.6インチ HD(1366×768)、TNパネル
という構成で6.7万円(税込、送料込)
NECのパソコンとしては安いと思いますが、メモリ4GBとディスプレイの質が気になる構成です。
メモリは8GBにアップグレードできます。
しかしディスプレイはFHDにできず、HDのまま固定です。
現在のノートPCの多くは
・FHD (1920×1080ピクセル)
・IPSパネル(視野角が広い)
という2条件を満たしています。
youtubeで動画を見る、Netflixでドラマを見る、SNSで写真や動画を見る、とにかく見ることが増えた現代ではディスプレイの質はめちゃくちゃ重要だからです。
残念ながらLAVIE Direct N15(S)のディスプレイはその基準に達していません。
せっかくPentium Gold 7505というまずまずのCPUを積んでいてもディスプレイがダメなのであまりおすすめはできません。
ぼくの勝手な理想を言わせてもらうと、
Pentium Gold 7505
メモリ 8GB
SSD 256GB
ディスプレイ FHD、IPS
で5万円台。
これぐらいのコスパが欲しいところです。