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ThinkPadの中古を買うときのチェックポイント

今回の記事は、ThinkPadを安く手に入れたいと思ってる人向けのものです。

ThinkPadを長年使ってきた筆者が、中古で買うときのポイントをまとめてみました。

最新モデルは高い

これを書いてるのが2022年の8月。いまThinkPadの最新モデルを買おうとなったらThinkPad X13で15万、X1 Carbonだと最低でも19万します。かなり高額ですね。

そんなに性能は高くなくていい、とりあえずワードエクセルで資料作成したり、動画視聴が快適ならそれでOKという人も多いはず。

だけど、あのキーボードと赤ポチ(トラックポイント)は絶対欲しい。
あれじゃないとダメなんだ。

ThinkPadユーザーはみんなこうですよね(笑)

そうなるとThinkPadの中古はどうか?という方向になります。

新品のThinkPad Eシリーズを買うという手もありますが、端子類がイマイチですしコスパもそこまで良くはないです。何より軽さを求めるなら、XシリーズやX1 Carbonの中古しかないのです。

ThinkPadのキーボードとクリックボタンは年々、質が下がってきているので、中古のモデルは逆に現行モデルよりも質が高いです。

狙い目としては2017~2018年発売のモデルです。

例えば、

ThinkPad X1 Carbon 2018

  • Core i5-8350U
  • メモリ8GB
  • SSD 256GB
  • ディスプレイ 14インチ FHD
  • 重量 1.13kg

が5.5万円(税込、送料込)です。

4年型落ちとは言え、ThinkPadのフラッグシップ機が5.5万で手に入るなら悪くないと思います。

CPU選び

CPU性能で考えるなら、2017年以降のCore i5、Core i7は欲しいです。

Core i5-7200U、Core i7-7500Uがそれです。

PassMarkのベンチマークスコア(シングルスレッド)では2021年発売のSurface Goが1794というスコア。これぐらいのスコアがあれば、まずまず快適です。

2017年以降のモデルならストレージは大体SSDですし、メモリも8GBあります。

ちなみにWindows 11にアップグレードできるのは2018年以降のモデルです。

ディスプレイはHDじゃなくFHDを選ぼう

中古PCで一番古さを感じるのがディスプレイです。

写真は2018年のThinkPad X280

いま見るとフレーム(額縁)の太さに驚きます。

ディスプレイはここ5年ですごく進化しました。

ThinkPadの中古はHD(1366×768)の液晶が多いですが、できればそれは避けた方がいいです。解像度の高いFHD(1920×1080)が推奨です。HDを選ぶとHD + TNパネルという最悪の組み合わせを引いてしまうこともあります。

ThinkPad X1 CarbonだとほぼFHDですし、視野角の広いIPSパネルであることが多いです。X1 Carbonの中古はそういう意味で安心です。

逆にThinkPad Lシリーズ、Xシリーズ、Tシリーズなどを買うときは慎重に。ディスプレイの仕様は必ずチェックしてください。

Wi-Fi規格にも注意

2015年くらいまではWi-Fiの規格は速度の遅いIEEE 802.11nが主流でした。

Wi-Fi 5と言われるIEEE 802.11acがノートパソコンに内蔵され始めたのが2015年くらいでしょうか。モノによっては2014年とかでもありそうですが、大体2015年以降です。

nとacで速度は10倍くらい違います

ThinkPadに限らず中古PCを買うときは気を付けたいポイントです。

ThinkPadの場合、2015年モデルはnとacが混じっています。2016年はエントリーモデルを除けば大体acです。

XシリーズやX1 Carbonを買うなら2016年以降のモデルが推奨です。

キーボード、クリックボタン

X1 Carbonは2019年モデルから、キーストロークが1.5mmに。そして出っ張りのないクリックボタンになりました。

写真はX1 Carbon 2019とX260 (2016年モデル)の比較。X1 Carbonのボタンがフラットになっているのがわかります。

古くからのThinkPadユーザーが好むのは

X1 Carbonなら2018年以前
Xシリーズなら2020年以前

のものです。

もっと言えば、7列キーボードの時代、ストロークが2.2mmくらいあったときが最高なのですが、そこまで行くと性能やデザインが付いてこないので、2017~2018くらいが現状ベストじゃないかと思います。

保証期間、ショップ選び

中古で買うときに保証期間が2週間とか1か月くらいと短いのはやめといた方がいいです。

できれば数か月とか半年くらいある方が安心です。

中古業者を選ぶときの参考にしましょう。

中古PCショップのBe-Stockは、ThinkPadの中古を古くから扱っている「老舗」です。

保証期間が半年と長いのが特徴です。

パソコンショップ Be-Stock

まとめ

  • 普段使いが快適なCPU性能
  • FHDディスプレイ
  • Wi-Fiは高速なac規格
  • キーボード、クリックボタンの仕様

という4点に注意すると、2017~2018年のX1 Carbonが良さそうという結論に至ります。

ThinkPadは企業で一度に何十台と導入することも多いです。そのリース期間が大体5年です。リース期間が終わったものが中古販売業者に大量に流れてきたります。

2017~2018年モデルのリースがちょうど終わるのが2022~2023年ですから、タイミングもちょうどいいのです。

現在、X1 Carbonの2018年モデルなら5万円台で入手可能です。

ThinkPad X1 Carbon 2018

Core i5-8350U
メモリ8GB
SSD 256GB
ディスプレイ 14インチ FHD
重量 1.13kg

5.5万円(税込、送料込)です。

性能と価格だけ見るとそこまで安いわけではありません。

しかし、キーボードと軽さ、頑丈さまで加味すればまずまずお買い得だと思います。

この商品は楽天のBe-Stockで買えます。

さらにX1 Carbonはきれいに使えば1、2年後にメルカリで売ることもできます。

ThinkPadブランド、しかもフラッグシップのX1 Carbonということで根強い人気がありますから、相場は3~4万くらいでしょうか。

・中古ショップの保証が半年
・しばらく使ってからメルカリで売ることもできる

と買った後もメリットがあるわけです。X1 Carbonの中古は「買い」でしょう。

上記以外のThinkPadも数多く取り揃えているのでぜひチェックしてみてください。

パソコンショップ Be-Stock

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