最近のノートパソコンで一番差が出るのがディスプレイ。sRGBカバー率100%、つまり色域の広いディスプレイを搭載したPCは価格も高めになります。
そんな中2022年発売のDELL Inspiron 13 5320が型落ちとなったため、価格もだいぶ下がりました。
CPU: Core i3-1215U
メモリ: 8GB (クアッドチャネル)
SSD: 256GB
ディスプレイ: 13.3インチ FHD(1920x1600)、100%sRGB
重量: 1.25kg
という構成で9.1万円(税込、送料込)
sRGBカバー率100%で10万を切っています。
CPUランクを1つ上げて
CPU: Core i5-1240P
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 13.3インチ QHD(2560x1200)、100%sRGB
重量: 1.25kg
になると11.2万円(税込、送料込)
こちらも安いです。
◆実際の見え方
FHDが9.1万、QHDが11.2万です。
こちらはFHDのディスプレイ。
見え方はまずまず良好です。7~8万のPCとはコントラストも違います。
輝度は350nit。この価格帯としては平均的な明るさです。
◆Core i3-1215Uの性能
インテル第12世代のCore i3は、普段使い~ビジネス利用に適しています。
PassMarkスコアは第11世代のCore i7より上。本機はCore i3-1215Uの平均よりも良いスコアが出ていました。
PhotoshopのRAW現像にかかる時間は以下のとおり。
機種 | CPU | タイム (秒) |
XPS 13 9315 | Core i5-1230U | 7.3 |
ENVY x360 13-bf | Core i7-1250U | 7.9 |
ThinkPad X1 Carbon Gen9 | Core i7-1165G7 | 9 |
Surface Pro 8 | Core i7-1185G7 | 9.3 |
Insprion 13 5320 | Core i3-1215U | 10.3 |
Inspiron 16 5625 | Ryzen 7 5825U | 13.2 |
インテル第12世代の中では遅いタイムでしたが、同世代のRyzen 5よりは速いです。
ふつうの画像編集であれば、問題なくこなせます。
◆UBSポート
万能ポートであるThunderbolt 4が2つ。そしてUSB-Aも1つ残っており、HDMIもあります。
モバイルノートの中では拡張性は良いと思います。
◆まとめ
- sRGBカバー率100%で9.1万
- Core i3でも性能はなかなか良い
- Core i5、メモリ16GB、QHDにすると11.2万
2023年モデルはまだ高いので、値下がりした2022年モデルを買うのもアリでしょう。
性能はそこまで必要ないけど、ディスプレイにこだわる人におすすめしたい一台です。